底冷えのする毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。地域や地形などで状況はさまざまかと思いますが、みなさま、体調を崩さないように、寒さ対策は万全にしてくださいね。では、本日は賃貸経営に適した土地についてお話いたします。
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「駅から遠い立地」「評価の高い住宅地ではない」だからといって、「賃貸には向かないのでは?」と思っていませんか? 一見、悪条件と思える立地条件であっても、賃貸経営を大成功させているケースはたくさんあります。そこで今回は、「賃貸に適した土地」をテーマにお届けします。
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好立地の条件として真っ先に挙げられるのは、「駅近物件」でしょう。確かに、「最寄り駅から徒歩1分」などという立地は非常に魅力的です。ですが、「静かに暮らしたい」と思っている人であれば、賑やかな駅近よりも、むしろ駅から離れていたほうが好立地だと判断するかもしれません。
また、子育て中の方は「教育施設に近い」「交通量が少ない」といった立地を、高齢者は「買い物に便利」「坂道、階段などが少ない」などの立地を好まれるでしょう。このように、個々の立場や考え方によって「好立地」の定義は大きく異なります。
このように、好立地かどうかは、最寄り駅からの距離だけではわかりません。あなたがもっている土地も「どのような層に需要があるのか?」を考えることが大切です。先ずは調べてみましょう。
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好立地の条件は人それぞれ。まずは、自分の土地が「どのようなニーズがあるのか?」をリサーチ!
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「工場跡地って、住居としてはイメージが悪い?」「急こう配な土地は、やっぱりマンションには向かない?」……など、立地に不安があっても、賃貸経営をあきらめる必要はありません! 建物や外構の設計によって、評価が一気に高くなった例はたくさんあります。
例えば、工場跡地には、豊かな植栽を売りにした「自然豊かな住宅」を。また、斜面地には、眺望を楽しめる「開口部が広いマンション」や、街のランドマークとなりうる「デザインマンション」。さらに、郊外の広い土地には「菜園を設けた住宅」「子どもの遊び場のある共有庭」など、企画をしてみてはいかがでしょう。
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センスの良い建築設計、外構設計によって、一気に人気物件に!
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立地は駅から遠くても、個性的な賃貸住宅を企画・設計して、人気が高まったケースもたくさんあります。例えば、公園や自然環境の豊かな地域には、「ペット共生型の賃貸物件」の需要が見込めます。ペットとともに散歩に出かけられる環境に加え、室内でペットが飼え、さらには共用のペットスペース、ドッグランを併設……など、ペットと快適に暮らすための工夫が施されています。ペット愛好家にとっては、とても魅力的な物件だといえるでしょう。
同様に、音楽大学の近くには、「防音に力を入れた音楽を満喫できる賃貸物件」が大きな価値を生み出します。音楽を志す学生にとっては、練習場所の確保は何よりも大切です。自宅で大きな音が出せるのであれば、例え駅から遠くても住みたいと思うに違いありません。
最近は、ニーズの多様化により、さまざまなコンセプトの賃貸物件が用意されるようになりました。いずれにしても、マーケティング力と企画力が成功のカギといえます。
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自然環境の豊かな地域には「ペット共生型の物件」など、立地を生かした企画によって物件の需要が大幅アップ!
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賃貸経営の「夢」を実現させるために、まず、あなたが所有している土地を知ることから始めましょう。本当に入居が見込める土地なのか……? 悩む前に、情報収集を抜かりなく行うのが成功のポイントです。
また、仮にハンデがある土地でもプロの企画・設計力で克服も可能かもしれません。あきらめずに、行動しましょう。
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次回のメールマガジンでは、なぜ賃貸経営が相続対策になるのかをご紹介します。
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