シャーメゾン土地活用メールマガジン 土地活用 サクセスマガジン VOL.58 この10年間の賃貸住宅の変化と、10年後に向けて考えるべきこと

間もなく梅雨が始まります。5月の貴重な晴れ間は、鮮やかな新緑を楽しめる散策に出かけてみませんか? 今回は、変わりゆく賃貸住宅へのニーズを知り、将来にわたって経営を成功させる方法を考えていきましょう。

土地活用 サクセスマガジン VOL.58
この10年間の賃貸住宅の変化と、10年後に向けて考えるべきこと

土地活用 サクセスマガジン VOL.58 この10年間の賃貸住宅の変化と、10年後に向けて考えるべきこと

賃貸住宅に対する入居者の意識は、10年前と比べると大きく変化しています。設備や間取りにも新たなニーズが生まれました。過去からの変化を読み取り、10年後の賃貸住宅経営に必要な対策をどう立てるべきかを聞きました。

メールが正しく表示されない場合はこちらをご覧ください。

今回教えてくれるのはこのガイド:All About「土地活用」ガイド:谷崎 憲一氏自らアパート・マンションなどの大家業を営む傍ら、地主さん家主さんの抱える様々な問題の相談機関としてコンサルティング会社を経営。各種セミナー・講演会実施、新聞発行などを行い、賃貸経営についての多くの相談に応えている。


Point 1 賃貸積極派が増え、シングル・シニア向け住宅のニーズも増加


10年前と今の入居者の意識を比べると、持家派は減少し、賃貸派は増加しています。要因は、労働人口の減少や少子高齢化による社会保障の増大、終身雇用の崩壊、年金受給額の減少などさまざまな将来への不安から、リスク回避をする方が増えているためではないでしょうか。

これから先の10年も、この傾向は続くと予想しています。また晩婚化・非婚化により、シングル向けのニーズは引き続き高いと思われます。高齢者の増加で、シニア向けの「サ高住」といわれる住宅や施設も求められ続けるでしょう。その分、賃貸住宅経営においては、入居者にとって魅力的に映る差異化や付加価値がますます求められそうです。

以前は学生や若い社会人という印象が強かった「シングル」も、中高年やシニアまで年齢層が幅広くなり、ニーズは多様化しています。


Point 2 防犯や防災への意識の高まりと、AI時代への対応が必要に


賃貸住宅の設備のキーワードとなるのは「安心・安全」。ここ10年間で、防犯カメラやホームセキュリティなどのニーズが高まりました。人気の宅配ロッカーも、見知らぬ配送員と会わずに受け取れるという「防犯面」と、不在時でも荷物を受け取れる「利便性」の両面から支持を集める設備です。また、大きな災害が多かったことから、構造がしっかりした建物が求められるようになっています。
※人気の設備について詳しくはこちら

これから先の10年は、AIの時代になるのは間違いありません。IoT家電やAI搭載アイテムなどの設備は、どんどん新しいものが出てきます。最新の入居者ニーズに応えるためには、適宜導入していく必要があるため、将来を見越した経営プランを立て、常に情報が入ってくる体制をつくりましょう。

すでに普及しつつあるAIスピーカーなど、IoT家電はどんどん登場しています。10年経たないうちに、賃貸住宅の標準的な設備となってくるでしょう。


Point 3 10年後も不変のニーズは取り入れ、時代の変化にも対応できる体制づくりを


部屋の広さに対する意識は、特にシングル向けで大きく変化しています。10年前のような20~25m²程度ではなく、今後は30m²は確保したいところ。ファミリー向けは核家族化が進み、3LDKよりもリビング空間が充実した広めの2LDKなどが増えつつあります。
また、この10年で見直されているのが収納スペースです。ウォークインクローゼットなどの豊富な収納は、入居を左右する大きな要因になっています。

収納スペースの人気は、10年後も変わることはないでしょう。将来的にも不変で大事なものは取り入れながら、時代の変化にも対応できる建築・経営計画をしておくことが大切です。

充実した収納スペースは、いつの時代でも変わらずに入居のポイントとなる設備です。不変のニーズはしっかりと取り入れながら、時代の変化にも対応していきましょう。



ここがポイント!

10年前と現在の賃貸住宅を見比べてみると、ゆとりある広さの部屋が求められ、防犯・防災の設備が人気を集めるなど、入居者の意識が変わってきたことがわかります。将来的にも変わらないものを大切にし、変わりゆくものを読み取って、いつの時代にも選ばれる賃貸住宅経営を目指しましょう。








賃貸住宅経営を成功に導くバイブルを無料で進呈します!

「本当に大丈夫?」を「これなら上手くいく!」に変える、賃貸住宅経営を長期間に渡って成功に導くヒントやノウハウがいっぱいのガイドブックです。





専門スタッフが、ご相談にお応えします!

・相続・二次相続を心配している
・親が住んでいた家が空き家になっている
・土地の草刈り等の管理に嫌気がさしている
・もっと参考になる現場が見たい
等々、土地活用のプロである積水ハウスのスタッフにお気軽にご相談ください。


【ご案内】
メールマガジンの配信停止やメールアドレスの変更をご希望の方は、 こちらより、お手続きをお願いいたします。