リスク管理のひとつ、賃貸住宅の「保険」について、わかりやすく解説します。
シャーメゾン土地活用メールマガジン 土地活用 サクセスマガジン VOL.74 リスクに備えて資産を守る! 賃貸住宅のオーナーに必要な保険とは?

2月は陰暦で「如月」ですが、他に「梅見月」という呼び方もあるそうです。ほのかな梅の香りに春の訪れを感じますね。今回は、賃貸住宅経営のリスクに備える保険について考えていきましょう。

メールが正しく表示されない場合はこちらをご覧ください。

土地活用 サクセスマガジン VOL.74
リスクに備えて資産を守る! 賃貸住宅のオーナーに必要な保険とは?

土地活用 サクセスマガジン VOL.74 リスクに備えて資産を守る! 賃貸住宅のオーナーに必要な保険とは?

火災や地震などの災害は、賃貸住宅経営における大きな不安要素。万一の際にリスクを軽減してくれる「保険」について、オーナーはどんなものに加入すべきか、どんな補償があるのかなどを解説します。

今回教えてくれるのはこのガイド:All About「土地活用」ガイド:谷崎 憲一氏自らアパート・マンションなどの大家業を営む傍ら、地主さん家主さんの抱える様々な問題の相談機関としてコンサルティング会社を経営。各種セミナー・講演会実施、新聞発行などを行い、賃貸経営についての多くの相談に応えている。


Point 1 必ず加入したいのは「火災保険」と「地震保険」


賃貸住宅経営において、必ず加入すべきなのは「火災保険」と「地震保険」です。経営の基本となる建物に損害が発生した場合、保険の加入でリスクを最小にすることができます。さらに補償を手厚くする特約も付けられるので、万一の際の不安も軽減されるでしょう。

火災保険の保険料は、建物の構造や耐火性能などによって変わります。耐火性能が高いものほど割安に。地震保険も、地震による倒壊・崩壊に対する耐震等級が高い構造の場合は、保険料を割引する制度があります。

保険は、安心できる経営のために加入すべきもの。耐火性能や耐震等級がすぐれた建物の構造になっていると、保険料が抑えられます。


Point 2 火災保険では、火災だけでなく自然災害なども補償される


火災保険は、基本的に失火やもらい火・放火などの「火災」と、「落雷」「爆発・破裂」の3つを補償するもの。それ以外にも特約などで、水災やひょう、風災、他物の飛来・落下・衝突、盗難などによる損害も補償対象となります。保険商品によって補償範囲は異なるので、事前に確認しておきましょう。
火災から賃貸住宅を守るには?

また、オーナーが加入する火災保険は、入居者の家具や家電などの「家財」は補償対象外となるため、入居者自身が「家財保険」として加入するのが一般的です。通常は管理会社や仲介会社が入居者との賃貸契約の際に手配しますが、自主管理のときはオーナーが手配する必要があります。

火災保険で「水災」の補償を加えておくと、洪水などで建物が床上浸水した際に受ける損害へのリスクに備えることができます。


Point 3 知っておきたい地震保険の特徴とは


地震保険で補償されるのは、地震による火災や、倒壊・津波などの被害です。同じ火災でも地震が原因の場合は、火災保険では補償されないのでご注意ください。
地震保険は政府と民間保険会社が協力して運営する保険で、大地震の際に発生する巨額の損害をカバーするもの。単独では加入できないため、火災保険とセットで加入する必要があります。

火災保険や地震保険に未加入の場合、万一の際には自力で復旧しなければなりません。大切な財産を守るために、しっかりと加入しておきましょう。

地震保険の保険料は、建物の耐震等級の他に、建物の所在地によっても変わります。建築や保険の専門家に確認を行い、忘れずに加入しましょう。



ここがポイント!

賃貸住宅経営において、火災保険と地震保険への加入は、リスク管理の大切な要素です。またこれから建築を考える場合は、耐火性や耐震性を意識して構造を選ぶことも重要です。








「令和2年度税制改正の大綱」を反映した税務ガイドブックをプレゼント

住宅・土地・相続・贈与を中心に、令和2年税制改正案の内容をわかりやすく解説したガイドブック「令和2年 今年の税制はこう変わる(速報版)」を無料でプレゼントいたします。





あなたの土地を無料で診断します!

積水ハウスでは多角的な視点から調査を行い、土地の最適な活用方法について無料で診断を行っています。


【ご案内】
メールマガジンの配信停止やメールアドレスの変更をご希望の方は、 こちらより、お手続きをお願いいたします。